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カンボジアで広島大学留学説明会及びPEACE学生交流プログラム説明会2017を開催しました

2017年12月23日(土),広島大学はプノンペンのカンボジア工科大学(2017年11月に協定締結)キャンパス内において,「広島大学留学説明会及びPEACE学生交流プログラム説明会2017」を開催しました。日本への留学に関心のあるカンボジア人現地学生(大学生及び高校生)及び現地大学の教員や政府機関の職員を含む約450名が当日の説明会に参加しました。

説明会は,まずカンボジア工科大学のHUL Seingheng氏及びカンボジア教育,青少年,スポーツ省高等教育局副局長のRey Sopheak氏にご挨拶をいただき,続いて、広島大学及びPEACE学生交流プログラムの紹介,次に2017年前期に同プログラムで交換留学生として本学に留学したカンボジア人学生4名(王立プノンペン大学からSim Lida氏とKheang Chheangmay氏,健康科学大学からはPoch Rothpiseth氏とTuy Dawin氏)による留学体験談,そしてPEACE学生交流プログラムに参加する三研究科(工学研究科,生物圏科学研究科,国際協力研究科)の代表教員による各研究科紹介,最後にPEACE学生交流プログラムのJASSO奨学金の説明に加え、一般留学のための各種奨学金(JDS奨学金、国費奨学金、本学の留学生支援)の紹介が続きました。なお、JDS奨学金については,同奨学金プログラムを利用して本学に留学し、現在カンボジア教育,青少年,スポーツ省に勤務するKao Sovansophal氏(2013年本学修士課程修了)が、また国費奨学金は、同プログラムで本学に留学し、現在カンボジア開発資源研究所に勤務するEam Phyrom氏(2017年本学博士課程修了)を招き,体験談,奨学金申請及び面接のコツなど,実践的な話をしていただきました。また、説明会が開かれている間,各研究科は専用のブースにおいて個別留学相談を実施し,参加学生に対してより具体的で詳細な情報提供を行いました。

広島大学は,大学の世界展開力強化事業(アジア諸国等との大学間連携の枠組み強化-タイプB-タイプB:ASEAN)に採択され,CLMV諸国(カンボジア,ラオス,ミャンマー,ベトナム,タイ)からの外国人留学生の受入れの拡充を進めています。これらの活動を通じて,より多くの学生が海外から本学に留学することが期待されます。

カンボジア王立8大学との国際シンポジウムを開催しました

平成29119日,広島大学は,カンボジア王立8大学学長を東広島キャンパスに迎えて,8大学の紹介並びに各大学のASEAN共同体における現在及び未来への取り組みについての国際シンポジウムを開催いたしました。

ASEAN共同体の新たな方策と挑戦: カンボジア王立8大学学長による提言」と冠されたシンポジウムはPEACE(文部科学省補助事業)の一環として,広島大学東広島キャンパスで開催されました。シンポジウムは丸山恭司広島大学副学長による歓迎の挨拶で開会し,文部科学省高等教育局高等教育企画課国際戦略分析官の田浦宏己氏による挨拶,そして馬場卓也広島大学国際協力研究科長による挨拶が続きました。

次に,シンポジウムは以下の通り,カンボジア王立8大学の学長による基調講演が続きました。

Dr. Bong Sovath, Rector, 王立芸術大学

Dr. Chet Chealy, Rector, 王立プノンペン大学

Dr. Hor Peng, Rector, 国立経営大学

Dr. Luy Channa, Rector, 王立法律・経済大学

Dr. Ngo Bunthan, Rector, 王立農業大学

Dr. Om Romny, Director, カンボジア工科大学

Dr. Saphonn Vonthanak, Rector, 健康科学大学

Dr. Thun Vathana, Director, プレックリープ 国立農業大学

学長らによる基調講演の後,カンボジア教育,青少年,スポーツ省高等教育局副局長のNith Bunlay氏を指定討論者として迎え,フロアディスカッションを行いました。

今後,広島大学とカンボジアの大学の間でこれまで以上に学術及び学生交流が促進されることが期待されます。