平成29年3月7日(火)に広島大学東広島キャンパス中央図書館ライブラリーホールにおいて,PEACE学生交流キックオフ・シンポジウム(「CLMV諸国の持続可能な平和,幸福,発展に貢献する研究力と社会起業力の融合人財育成」プログラムキックオフ・シンポジウム)を開催しました。シンポジウムには,カンボジア,ミャンマー両国の政府関係者をはじめ,文部科学省高等教育局高等教育企画課国際企画室長,本プログラム協定大学関係者(受入・派遣大学の教員及び学生),国内連携大学である広島経済大学の教職員及び学生,本学の教職員及び学生を含めカンボジア,ラオス,ミャンマー,ベトナム,タイから約100名の出席者がありました。
シンポジウムは,越智光夫学長の開会挨拶に続き,岩渕秀樹氏(文部科学省高等教育局高等教育企画課国際企画室長)に挨拶をいただいた後,カンボジア青年,教育,スポーツ省のマク・ノイ高等教育局長及びミャンマー教育省のソー・ウィン事務次官から,それぞれ基調講演をいただきました。午後は,第1部(持続可能な開発目標(以下「SDGs」)の達成に向けたアジアの大学の学生交流の役割と課題),第2部(SDGsの達成に向けたアジアの大学間の地域調和の役割と課題)に分かれて各大学からの発表が行われ,その後はフロアとの質疑応答や意見交換が展開されました。
当日は,シンポジウムの前後にも,学内関係者と協定大学関係者との間で情報交換が活発に行われ,今後の事業展開や円滑な交流の基礎を形作ることができました。