PEACE-SDGsアイディアマイニングワークショップを開催しました

2018年2月23日に広島大学PEACE学生交流プログラムは、ミュンスター大学(ドイツ)と共同で、PEACE-SDGsアイディアマイニングワークショップを開催いたしました。

PEACE学生交流プログラムでは(「研究力」とともに)「社会企業力」の育成を主要な目標の1つに掲げており、アイディアマイニングワークショップは、参加者の創造性を様々な手法を用いて高めつつ、具体的なアクションプランの作成を可能にするため、この目標達成に非常に有用な教育的手法です。アイディアマイニングという手法はミュンスター大学が独自に開発したものですが、今回本学教員によるその方法論の習得のための特別研修を兼ねたワークショップを開催しました。

ワークショップ参加者は本学の日本人学生と留学生からなり、教員モデレーターの支援のもと、国連の「持続可能な開発目標」の一側面、すなわち(万人への)「質の高い教育」(目標4)について、創造性及びアイディアを生成する能力を高めるためにデザインされたアイディアマイニング活動を体験しつつ議論しました。

今回のワークショップを通じて、本学教員がアイディアマイングモデレーター養成研修を修了したため、今後は本学が独自にワークショップを開催することが可能です。例えば、関係教職員の能力開発研修、また地元企業や公共団体の問題解決にも応用が期待されます。