お知らせ」カテゴリーアーカイブ

留学先からの便り/白神 拓也 工学研究科 1年次(留学時)

こんにちは。ベトナム交通運輸大学に滞在している白神です。9月から11月までの3ヶ月間のうち2ヶ月が経ちました。初めての海外で3ヶ月の滞在ということで来る前や9月のはじめの頃はとても不安な気持ちがありましたが2ヶ月経つとこちらの生活にも慣れ、楽しく生活できています。
ベトナム交通運輸大学はベトナムの首都であるハノイに位置しています。ハノイは古都として有名で歴史的な建造物が数多くありますが、観光地である旧市街地を離れると至る所で大型のビルが建設中で、まさに現在進行形で発展しているということをよく感じます。ハノイでは交通手段としてバイクがよく用いられています。とにかくバイクの量が多いです。道を横断する際には大量のバイクが走る中をかいくぐって行かなければなりません。しかし、現地の人はその中を難なく横断していきます。はじめの頃はビビリながら横断していましたが、今では私も難なく通ることができるようなりました。
ベトナムでは料理を頼むと様々な調味料が登場します。ベトナムの人はスパイシーなソースが好みなようで様々な料理にチリソースやヌクチャムといった調味料をつけて食べます。
下の写真はフォーを頼んだ時の写真ですがしっかりとチリソースがついてきました。フォーにもついてくることには驚きましたが、とても美味しかったです。
滞在日数は残りわずかとなってきましたが、ベトナムでの生活や学業ともに楽しんで帰りたいと思います。

留学先からの便り/重田 あずさ 工学研究科 1年次(留学時)

9月初旬にホーチミンに来てから、早くも2ヶ月が経ちました。私はホーチミン市工科大学に留学しています。
現地の修士課程の学生には、社会人として働きながら週末や夜間だけ大学の講義を受講する方も多くいらっしゃるようです。私が大学で履修している講義も週末に開講されます。私はベトナム語が分かりませんし、特に社会人学生の場合、英語を流暢に使える学生も多くありません。それでも現地の学生が頑張って英語を使って話しかけてくれることが嬉しく、私自身できるだけ簡単な単語と文法で会話するよう心がけています。

10月上旬には、鉄筋コンクリートの腐食に関する講義の一貫として、腐食の進んだ桟橋の見学に行きました。桟橋はホーチミン市から車で2時間弱かかる河口付近に位置し、腐食により欄干が完全に流されていた部分もあります。貴重な桟橋見学のあとはみんなで近くの海鮮料理屋さんに行き、昼食がてらシーフードをビールとともに味わいました。

日々の生活の中では特に、ベトナムの朝の早さを実感しています。大学の一限目の講義は朝6時半に始まりますし、毎朝5時台からバイクや車のクラクション音が聞こえて来ます。その代わり、昼食後にはしっかり昼寝します。休日に勉学に励む社会人学生の生活を考えても、勤勉でメリハリのきいているベトナム人の生活には見習うべきところがあるなと思いながら日々生活しています。

ホーチミン市内は昼夜問わず活発で、中心部だけを考えれば、「発展途上国」という言葉から私が想像していたよりも、随分発達しているように思います。実際に目で見て生活することで知ることができる世界を、あと1ヶ月しっかり体感して来ます!

桟橋見学

桟橋近くで食べたシーフード料理

バイクの多い通学路

留学先からの便り

みなさんこんにちは。Sawasdee Krab!!

まず、“Sawasdee Krab”はタイ語です。日本語で“こんにちは“という意味です。読み方は、サワディークラップです。これは男性の言い方で、女性は語尾がKrabではなく、Kha(カー)になります。

さて、タイでは10月半ば、そろそろ雨季が終わり乾季になってきました。また、タイでの生活も2ヶ月を過ぎてそろそろ折り返しの時期です。タイの雨季は突然夕方あたりから、強烈な雨が降ってきます。しかし、最近ではそのようなことも気にせず外出できるようになってきました。ただ、乾季とはいえ暑さは変わらないので半袖で生活しています。

外出したといえば、この写真。これはチェンマイに行った時の写真です。チェンマイはバンコクから北へ600km以上離れたところにあります。写真を見てもらったら分かる通り、ビルばかりのバンコクに比べ森など自然が多く非常にリラックスできます。街並みも大きなビルばかりが建ち並ぶのではなく、ゆったりとしていて心地よいなと感じます。

 

 

一方で、バンコクでは早朝と夕方において、激しい交通渋滞があります。この写真でも十分車が多いように感じますが、もっとひどいです。この時間帯にバスやタクシーに乗ると、目的地のまでの時間が通常よりも3〜4倍くらいかかります。タイの交通情報もだいぶ分かってきたので、最近ではいつもより早く出ることを心がけて外出しています。

 

 

また、寮一階の共有スペースでは猫がいるのですが、最近母猫が3匹の子猫を産んでいました。とても人懐っこく、寮生がみんな可愛がっています。膝の上において撫でていたら寝ていました。とても可愛いくみんなの癒しです。勉強に疲れた時は猫達に癒されながら、残りの留学生活を送っていきたいと思います。

留学先からの便り/佐藤 可奈子 生物生産学部 4年次(留学時)

5ヶ月のタイ留学も折り返しとなり、少し寂しく感じている佐藤です。タイの大学では卒業式のため約2週間のvacationがあります。私は普段バンコクの寮で生活しているのですが、今回はこの休みを利用してタイ人の友達の実家にお邪魔しました。行ったのはNakhon Sawanという場所で、バンコクから車で約3時間の人と人とのつながりが強い落ち着いた街でした。面白かったのは、タイでも日本と同じように親は離れて暮らしている娘の帰省を大歓迎することです。家に着くとたくさんの果物やお菓子・飲み物を用意してくれており常にこれ食べる?あれ飲む?など聞いてくれてずっとお腹いっぱいでした。また、お父さんが娘におこずかいをあげたり、お願いを聞いてあげたり、車を運転していろいろな場所に連れて行ってくれました。お母さんもタイ人の友達の好きな料理をたくさん作ってくれました。こいった光景をみて自分の帰省を思い出し、日本の家族が恋しくなりました。他にも友達の家では、タイ料理作りを体験させていただきました。今回はカイチャオとパッタイとラッドナーという3つのタイ料理を作りました。カイチャオはタイ風オムレツでカイが卵を意味しています。パッタイは私が一番好きなタイ料理なので作り方を教えてくれました。いつもは買って食べていたのですがこれからは自分でも作れるので嬉しいです。ラッドナーはタイのあんかけ焼きそばです。私は初めて食べたのですが、また好きなタイ料理が増えたので売っている店を探そうと思います。
来週からは研究室も始まるのでこれからは遊んでばかりではなく気を引き締めて勉学に励んでいこうと思います。

タイ人の家族

カイチャオ

パッタイ

ラッドナー

留学先からの便り/河野 雄介 生物生産学部 3年次(留学時)

この二枚の写真は先日ラオスに旅行に行った時のものです。PEACEプログラムに参加してよかった点の一つに、普段行くことができないような地域に旅をすることができるということがあります。旅はただの遊びでなく、特有の様々な文化や自然に触れて自分を成長させることができると僕は考えています。
ラオスには日本からの直行便もなく、この機会を逃すとなかなか行くことができないと思い、訪れました。

一枚目の写真は、ラオスの古都で街全体が世界遺産にもなっているルアンパバーンのはずれにあるクアンシーの滝というところです。透き通った清流と、力強い滝の迫力にただただ圧倒されるばかりで、
自然の雄大さをひしひしと感じるばかりでした。人生で最大の感動を受けたと言っても過言ではないくらいです。

 

 

 

 

 

二枚目の写真は、メコン川のほとりで撮ったものです。ラオスとタイの国境ともなっているメコン川。川を挟んで二つの国が接しているのを自分の目で見るのは、島国である日本で生まれ育った僕にとってはとても新鮮なものでした。 ラオスはとてものんびりとした国で、留学先のバンコクとはまた違ったよさがありました。このように、海外留学に参加することで、日本にいたら絶対にできないような経験をたくさんすることができています。旅行ばかりでなく、もちろん勉学も頑張っています!

広島経済大学でアイディアマイニングワークショップを開催しました

2018年8月3日、広島経済大学が大学単独では初めてとなるアイディアマイニングワークショップを開催しました。本ワークショップは同大学の職員研修(能力開発)の一環として提供されました。

本ワークショップは広島経済大学の2名のアイディアマイニングモデレーターが、アシスタントモデレーターを務めた広島大学からの教員1名と協同で実施されました。これはPEACE学生交流プログラムの枠組みの中で、今後より一層の発展の可能性を探ることができる、広島経済大学と広島大学の新たな連携の形と言うことができるでしょう。

被爆者の方々と文化交流を行いました

2018年5月及び6月に、PEACE交換学生が広島市にある被爆者養護施設「むつみ園」にて、被爆者の方々と文化交流を行いました。

被爆者の方々と一緒に共同作業をしながら、学生たちは陶芸の作成や色付けを楽しみました。今回の陶芸には、(原爆ドームの横を流れる)元安川の砂利や、(多数の原爆被害者の方々が埋葬された島である)似島の土を特別な素材として用いました。

広島に創設された国立大学として、今後も本学の学生には、可能な限り広島の歴史を学び、また、広島に住む被爆者の方々と交流する機会を提供し続けていきます。

PEACEカンボジアスタディツアー2018を開催しました

2018年3月、広島大学PEACE学生交流プログラムは1週間のカンボジアスタディツアーを開催しました。本ツアーでは広島大学の学生(日本人学生及び留学生、学部生及び大学院生)が数名の教職員とともにカンボジアのプノンペンとシェムリアップを訪問しました。

参加学生は、現地到着翌日にカンボジア国立経営大学で開催されたPEACE-SDGs Ideas Mining Workshopに参加し、現地大学生8名とともに、持続可能な開発目標のゴール4をふまえつつ、カンボジアの教育について活発な議論を行いました。

その後は、協定大学の先生方による特別講義を受講し、カンボジアの歴史、文化、産業、経済、法律、農業について理解を深めました。特別講義の後、ツアー参加者はカンボジアの近代史にとって重要なトゥール・スレン虐殺博物館を訪問し、平和について理解を深めました。

参加学生はまた、JICAカンボジア事務所、NPOかものはしプロジェクトのコミュニティファクトリーを訪問し、国際協力で今何が起きており、カンボジアにおける国際協力はどう促進していくべきかを考察しました。ツアーは最後にアンコール・ワット、アンコール・トム、タ・プロームなどの主要なアンコール寺院を訪問しました。

以下は本スタディツアーの参加者がプロジェクト学習の課題として作り上げた、カンボジアのガイドブック(英語・日本語)です。カンボジアに興味があるけど、まだ訪問したことがないという方のためにつくりました。よろしければご覧になってください。

Cambodia Travel Guide 2018_Group A

Cambodia Travel Guide 2018_Group B

Cambodia Travel Guide 2018_Group C

PEACE-SDGsアイディアマイニングワークショップを開催しました

2018年2月23日に広島大学PEACE学生交流プログラムは、ミュンスター大学(ドイツ)と共同で、PEACE-SDGsアイディアマイニングワークショップを開催いたしました。

PEACE学生交流プログラムでは(「研究力」とともに)「社会企業力」の育成を主要な目標の1つに掲げており、アイディアマイニングワークショップは、参加者の創造性を様々な手法を用いて高めつつ、具体的なアクションプランの作成を可能にするため、この目標達成に非常に有用な教育的手法です。アイディアマイニングという手法はミュンスター大学が独自に開発したものですが、今回本学教員によるその方法論の習得のための特別研修を兼ねたワークショップを開催しました。

ワークショップ参加者は本学の日本人学生と留学生からなり、教員モデレーターの支援のもと、国連の「持続可能な開発目標」の一側面、すなわち(万人への)「質の高い教育」(目標4)について、創造性及びアイディアを生成する能力を高めるためにデザインされたアイディアマイニング活動を体験しつつ議論しました。

今回のワークショップを通じて、本学教員がアイディアマイングモデレーター養成研修を修了したため、今後は本学が独自にワークショップを開催することが可能です。例えば、関係教職員の能力開発研修、また地元企業や公共団体の問題解決にも応用が期待されます。

カンボジアで広島大学留学説明会及びPEACE学生交流プログラム説明会2017を開催しました

2017年12月23日(土),広島大学はプノンペンのカンボジア工科大学(2017年11月に協定締結)キャンパス内において,「広島大学留学説明会及びPEACE学生交流プログラム説明会2017」を開催しました。日本への留学に関心のあるカンボジア人現地学生(大学生及び高校生)及び現地大学の教員や政府機関の職員を含む約450名が当日の説明会に参加しました。

説明会は,まずカンボジア工科大学のHUL Seingheng氏及びカンボジア教育,青少年,スポーツ省高等教育局副局長のRey Sopheak氏にご挨拶をいただき,続いて、広島大学及びPEACE学生交流プログラムの紹介,次に2017年前期に同プログラムで交換留学生として本学に留学したカンボジア人学生4名(王立プノンペン大学からSim Lida氏とKheang Chheangmay氏,健康科学大学からはPoch Rothpiseth氏とTuy Dawin氏)による留学体験談,そしてPEACE学生交流プログラムに参加する三研究科(工学研究科,生物圏科学研究科,国際協力研究科)の代表教員による各研究科紹介,最後にPEACE学生交流プログラムのJASSO奨学金の説明に加え、一般留学のための各種奨学金(JDS奨学金、国費奨学金、本学の留学生支援)の紹介が続きました。なお、JDS奨学金については,同奨学金プログラムを利用して本学に留学し、現在カンボジア教育,青少年,スポーツ省に勤務するKao Sovansophal氏(2013年本学修士課程修了)が、また国費奨学金は、同プログラムで本学に留学し、現在カンボジア開発資源研究所に勤務するEam Phyrom氏(2017年本学博士課程修了)を招き,体験談,奨学金申請及び面接のコツなど,実践的な話をしていただきました。また、説明会が開かれている間,各研究科は専用のブースにおいて個別留学相談を実施し,参加学生に対してより具体的で詳細な情報提供を行いました。

広島大学は,大学の世界展開力強化事業(アジア諸国等との大学間連携の枠組み強化-タイプB-タイプB:ASEAN)に採択され,CLMV諸国(カンボジア,ラオス,ミャンマー,ベトナム,タイ)からの外国人留学生の受入れの拡充を進めています。これらの活動を通じて,より多くの学生が海外から本学に留学することが期待されます。